毎年の全国大会のほかに、国際大会を開催しています。これまで、ASLE日米シンポジウム(ハワイ、1996年8月)とASLE国際シンポジウム(沖縄、2003年3月)を主催しました。
大会・シンポジウムでは会場周辺のエクスカーション(フィールドトリップ)を企画し、室内での議論とは異なった角度から文学と環境について話し合いがおこなわれます。また分科会を中心として研究会や読書会が各地で開かれています。
石牟礼道子、加藤幸子、高銀、崎山多美、ゲーリー・スナイダー、日野啓三、リンダ・ホーガン、W. S. マーウィン、森崎和江、他
会誌『文学と環境』は、1988年以降年一回発行され、環境文学や環境批評の最新の研究を収めています。年2回発行されるニューズレターは、活動状況、学会情報、書誌情報、会員によるエッセイを掲載しています。
ASLE-US(アメリカ)やASLE-UK(イギリス)主催の大会への参加をとおして、また日本アメリカ文学会、日本英文学会、日本ソロー学会をはじめとする国内の学会において、研究交流を深めています。
山里勝己他編『国際シンポジウム沖縄2003 自然と文化のダイアローグーー都市・田園・野生』(彩流社、2004年)
--国際シンポジウム沖縄の成果を本にまとめました
ASLE-Japan/文学・環境学会編『たのしく読めるネイチャーライティング 作品ガイド120』(ミネルヴァ書房、2000年)
--日英米のネイチャーライティングを紹介
ASLE-Japan/文学・環境学会編Echoes of the Environment: Interviews with 12 Japanese Leaders(鶴見書店、2000年)
--環境問題をめぐるインタビューを大学英語教科書として編集しました。
その他、会員による著書や翻訳が多数出版されています。